OBJECT 001
LOW TABLE
OBJECT 001 / LOW TABLE
PRODUCT STORY
ORIGIN
空間に呼吸する余白を
家具は空間をつくり、空間そのものの在り方を形づくるものだと考えています。
テーブルは、部屋の中心に置かれ、自然と人が集まる家具です。
だからこそ、空間の中で静かに存在しながら、確かな輪郭を持つ、実用的なオブジェクトのような存在であってほしいと考えました。
このテーブルのインスピレーションやムードの元となったのは、民族家具や無垢材のヴィンテージ家具に見られる、素朴で力強い造形でした。
素材の量感。
整いすぎていないシルエット。
手仕事の痕跡を感じさせる、不完全さ。
そこには、原始的でありながら、静かな美しさがあります。
BRWN ATELIERは、その魅力を再解釈し、現代の暮らしへ置き直すことを考えました。
今の空間や都市的な日常に心地良く収まる大きさとプロポーション。
低く、静かな佇まい。
無垢材の厚みや深い色がもたらす、確かな重み。
そこにあることで空間が整うようなテーブルを目指しました。
古いものに宿る美意識を受け取り、それを今の暮らしにふさわしいかたちへと考え直す。
それが、このテーブルの出発点でした。
FORM
家具とオブジェ、そのあいだにある形
このテーブルの形を考えるとき、ひとつひとつの寸法と輪郭が、空間にどう作用するかを考えました。
まず、全体の高さを低く抑えています。テーブルとしての使いやすさを保ちながら、座った時の視線を遮らず、空間の中央に置いても圧迫感が生まれない高さへ。
また、低いプロポーションによって、テーブルそのものだけでなく、視線を遮らず、空間の開放感を保てるようにしています。
脚は、あえてかなり太く設計しました。民族家具に見られるような力強い量感や土着感を持たせながら、下に向かってわずかにテーパーをかけることで、足元には軽やかな抜けをつくっています。
太さによる存在感と、テーパーによる繊細さ。そのふたつが共存することで、力強さがありながら、空間には柔らかく馴染む輪郭になりました。
天板のシルエットには、わずかな揺らぎを残しています。完全な直線や均一な輪郭ではなく、ほんの少しだけ有機的な表情を持たせることで、整えられた空間の中に自然なリズムや不完全さといった抜け感をもたらします。
そして、最後まで考えたのが、このテーブルの「大きさ」でした。
空間に置いたとき、動線を圧迫しない。けれど、コーヒーを置いたり、本を広げたり、二人で食事をしたりするには困らない。
日常の中でしっかり使えるテーブルでありながら、置かれているだけでもひとつのオブジェクトとして成立する。
家具とオブジェ。そのあいだにあるようなサイズとプロポーションを探しました。
MATERIAL
素材の表情を、かたちに重ねる
このテーブルには、エルム材を選びました。
エルムは、きめの細かな木肌と、密度のある木目が特徴です。
細かな木目が重なり合うことで、厚みのある天板や太い脚のフォルムにも、木そのものの繊細な表情が宿ります。
力強さのあるフォルムと、木肌に現れる細やかな表情。その両方を持つエルムの特性が、このテーブルの質感や風合いを表現するのに適していました。
表面の配色には、経年を重ねた木材や、レザーの茶芯を思わせる、深みのあるダークブラウンを選んでいます。
塗装は均一に仕上げるのではなく、木材ひとつ一つの表情に合わせながら、手作業で色の濃淡やムラ、わずかな揺らぎを表現しています。
さらに表面は木目に合わせて浅く削りを施し、木肌に自然な凹凸と揺らぎを加えています。
木目、塗装、表面の質感、それぞれの表情が重なることで、一枚の天板にも細かな変化が生まれます。
光が当たると、深いブラウンは柔らかく見え、表面の凹凸や塗装の濃淡によって、木肌の揺らぎがより強く感じられます。
時間帯や光の角度によって表情が変わることも、このテーブルの素材が持つ魅力のひとつです。
STRUCTURE
かたちを支える、シンプルな構造
このテーブルは、厚みのある無垢材の天板と、4本の太い脚によって構成されています。
天板の裏側には、無垢材の動きを考慮し、反りを抑えるための部材を設けています。
表からは見えない部分にも必要な構造を持たせながら、全体の印象はできるだけシンプルな見え方を大切にしました。
脚は、天板から直接立ち上がるように取り付けています。
台座や余計なパーツを見せず、脚そのものが天板を支えているような構成にすることで、太く力強い脚の存在感を、そのままデザインとして見せています。
天板の厚みと、脚の量感。それらを最小限の構成でひとつにまとめることで、このテーブルの持つ静かで力強い佇まいをつくっています。
EVERYDAY
暮らしの中で自由に使う
このテーブルは、ひとつの用途だけを想定してつくられたものではありません。
ソファの前に置けば、リビングの中心で使うセンターテーブルに。壁際に置けば、コンソールやディスプレイテーブルとして。
花器やオブジェ、アートと組み合わせれば、家具としてではなく、ひとつのオブジェクトとしても楽しめます。
低く抑えたプロポーションは、ソファやラウンジチェアと合わせても空間を遮らず、部屋の中に自然な余白をつくります。
光沢のあるアイアンやレザー、素材感のあるファブリックなど、異なる質感を持つ家具と組み合わせることで、無垢材の素朴さと深いブラウンが空間に奥行きを与えます。
使うための家具でありながら、置かれているだけでも存在感が感じられる。
そんなテーブルが完成しました。
OBJECT 001
LOW TABLE
¥148,000 (Tax In)
L 100 × D 42 × H 29.5 (cm)
エルム材
表情加工・塗装仕上げ
4.5 (cm)
約18 kg
天板裏に反り止め部材を取り付けています。
脚裏に樹脂製のパーツを取り付けています。
(脚裏の樹脂製パーツは、木目に合わせて取り付けているため、中心からわずかにずれている場合がございます。あらかじめご了承ください。)
PURCHASE REQUEST
一つひとつの表情を
ご確認いただいてから。
この商品は、木材の表情に合わせて一点ずつ手加工を行っています。
そのため、木目や表面の風合いには、
一つひとつわずかな違いがあります。
ご購入を希望される方には、
お届けする個体の写真を事前にお送りいたします。
実際の木目や表面の表情をご確認いただき、
ご了承いただいたうえで発送いたします。
購入をご希望の方へ
お届けする個体についての詳細と、
購入までの流れをご案内しています。
購入をご希望の方は、下の「購入リクエストについて」よりご確認ください。